診療案内
しっかり咬めて、自信の持てる口元を。
歯列矯正は子どもだけでなく、大人になってからでも始められることはご存知ですか?
当院では、お子さまからシニアの方まで、すべての年代の方にご満足いただける矯正治療を行っています。
しっかり咬める機能性はもちろん、口元の美しさも追求し、患者さまが自信を持って笑顔になれるよう全力を尽くします。
また治療内容のご説明にも時間をかけ、ご納得いただいた上で治療をスタートしますのでご安心ください。私たちと一緒に、長年のお悩みも解決していきましょう。
当院で行っている診療
歯並び全般

出っ歯、歯並びが悪い、うまく咬めない、
そんな悩みをお持ちの方へ
出っ歯や歯並びがガタガタしていて見た目が気になる、歯と歯の間に隙間が目立つ、うまく咬めない、などでお困りではありませんか?
歯並びを整えると磨きやすくなり、むし歯や歯周病の予防にもつながります。
また、かみ合わせのバランスが良くなることで歯全体への負担が減り、歯の寿命も延ばせます。
そして何よりも、見た目の印象が良くなるので、口元に自信を持てるようになります。自然と笑顔が増え、性格がより明るくなる方もいらっしゃいます。歯並びが気になる方は、お気軽にご相談ください。
- 矯正装置の一例
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さまざまな種類の矯正装置をご用意しています。お気軽にご相談ください。
マルチブラケット矯正装置
矯正と聞いて一般的に思い浮かぶ矯正装置で、金具を歯の表面に接着し、ワイヤーを通して締め付けます。固定式なので、着脱は歯科医院で行います。見た目が気になる方には、歯になじむ白い素材もご用意しています。メリット
- ●比較的安価
- ●さまざまな症状に対応可能
- ●固定するので歯を動かす力が調整しやすく、安定している
- ●他の矯正装置と比較して、治療期間を短くできることが多い
デメリット
- ●見た目が目立ちやすい
- ●自分で取り外しができない
- ●歯磨きやフロスがしづらいため、むし歯や歯周病のリスクが高まる
- ●器具が粘膜に当たって口内炎になりやすい
- ●固いものを食べると装置が外れたり、破損することがある
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リンガルブラケット矯正装置
歯の裏側に装着する矯正装置です。ご自身で取り外しはできませんが、裏側なので目立たず、人目を気にせず治療が可能です。ただし、慣れるまでは違和感を感じやすい、歯磨きがしづらいなどのデメリットもあります。メリット
- ●見た目に影響が少ないため、周囲の人から気づかれにくい
- ●治療中の歯並びの状態が常に確認できる
デメリット
- ●慣れるまでは口の中の違和感が大きく、話しづらい
- ●表側につける矯正と比較すると、費用が高めになる
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マウスピース型矯正装置
マウスピースのように、歯に被せる矯正装置です。透明で目立ちにくいので、人目を気にせずに治療できます。また、ご自身で着脱可能なので、食事中や歯磨きの時には外すことができます。ただし、すべての症例に適用できるわけではないので、歯科医師とよくご相談ください。
※完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
メリット
- ●透明なので周囲に気づかれにくい
- ●金属のブラケットやワイヤーがないので、違和感が少ない
- ●取り外しができるので歯磨きやフロスが行いやすい
- ●マウスピースを洗浄・消毒できるので清潔に保てる
デメリット
- ●症例によっては適用できない
- ●費用が高めになる
- ●装着時間を守らないと治療結果に影響が出やすい
- ●治療期間が長い
指定自立医療支援機関(唇顎口蓋裂など)

胎内で上顎が形成される過程で、生まれつき唇が裂けていたり、上顎が完全に癒合しない場合があります。日本人では約500人に1人の割合で起こりますので、めずらしいことではありません。
こうした赤ちゃんも、手術によってミルクをスムーズに飲み込めるようになり、歯並び・顔立ちも改善されます。親御さまのお気持ちに寄り添い、お子さまに適した治療を成長に合わせて行います。「指定自立医療支援機関」である当院では、保険診療が可能です。
顎口腔機能診断施設(顎変形症)

歯だけでなく、受け口や顔の歪みなど顎からの治療が必要と診断された方の矯正治療にも対応いたします。(手術は当院の連携医療機関で行います)歯列矯正だけでは治療が難しいケースも、根本原因からアプローチすることで、より自然な顔立ちになります。
お悩みの方は「顎口腔機能診断施設」である当院へ、お気軽にご相談ください。
矯正歯科治療に伴う
一般的なリスクや副作用について
- 1. 矯正歯科治療は一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。
- 2. 矯正治療開始後(毎回の治療後)は違和感、不快感、痛みなどが生じることがあります。 一般的には数日間~1週間程度で慣れてきます。
- 3. 歯の動き方には個人差があるため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
- 4. 装置や顎間ゴムの使用状況、定期的な通院など、矯正歯科治療には患者さんの協力が不可欠であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
- 5. 治療の経過によっては当初予定していた治療計画を変更する可能性があります。
- 6. 治療中は装置が歯面に付いているため食物が溜りやすく、また歯も磨きにくくなるため、むし歯や歯周病が生じるリスクが高まります。スタッフが随時指導致しますので 習ったことを実践してください。ハミガキを適切に行い、お口の中を常に清潔に保ち ながら、かかりつけ歯科医にも定期的に受診することが大切です。
- 7. 歯が動いてくると元々隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。
- 8. 矯正装置が接触することで口腔粘膜に口内炎・潰瘍が生じる可能性があります。
- 9. 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなる、歯肉がやせて下がることがあります。
- 10. 治療中に顎関節の痛み、音が鳴る、口が開けにくいなどの顎関節症状が生じることがあります。
- 11. ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
- 12. ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
- 13. 矯正装置により金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
- 14. 歯の形の修正や咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
- 15. 矯正歯科装置を誤飲する可能性があります。
- 16. 矯正装置を外す際にエナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物) の一部が破損する可能性があります。
- 17. 動的治療了後に、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物 (補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす必要性が生じる可能性があります。
- 18. 動的治療が終了し装置が外れた後に保定装置を指示通り使用しないと、歯並びや咬み合せの「後戻り」が生じる可能性があります。
- 19. あごの成長発育により咬み合せや歯並びが変化する可能性があります。
- 20. 治療後に親知らずの影響で歯並びや咬み合せに変化が生じる可能性があります。
- 21. 加齢や歯周病などにより歯並びや咬み合せが変化することがあります。
- 22. 特に成人の方においては矯正治療を通して歯周外科治療などの歯肉の治療が必要になる場合があります。